【展覧会】

アートを発信する―原美術館発国際巡回展の軌跡
現代美術ギャラリー
2018年3月10日[土]−2018年6月24日[日]

ハラ ミュージアム アーク本館にあたる原美術館[東京都品川区 館長:原俊夫]が企画・主催した3つの国際巡回展、 「プライマルスピリット−今日の造形精神」(1990-91年)、「空間・時間・記憶-Photography and Beyond in Japan」(1994-97年)、 「倉俣史朗の世界」(1996-99年)に焦点をあてた展覧会を開催いたします。
いずれも日本の優れた現代美術を海外に紹介する目的で、彫刻・写真・デザインというそれぞれ異なる 表現方法を用いた作品群により構成された大型プロジェクトでした。
本展では、原美術館コレクションの中からこれらの企画展に出品したアーティスト達による作品をクローズアップし、その発信の軌跡を辿ってみたいと思います。

【本展出品作家】
荒木経惟、遠藤利克、笠原恵実子、川俣 正、倉俣史朗、剣持和夫、佐藤時啓、杉本博司、土屋公雄、戸谷成雄、野村 仁、福田美蘭、森村泰昌、山本 糾、草間彌生、束芋


墨のちから―狩野派障壁画の世界
特別展示室 觀海庵
【前期】2018年3月10日[土]−4月25日[水]
【後期】4月27日[金]−6月24日[日]

《狩野派》といえば、日本絵画史上最大の画派であり、室町時代から江戸時代まで400年にわたって君臨し続けた画家集団です。 原六郎コレクションには、狩野派の絵師たちによる作品群「三井寺旧日光院客殿障壁画」があります。 これは、近江八景の一つ「三井晩鐘(みいのばんしょう)」でも知られる三井寺(みいでら、正式には園城寺=おんじょうじ、滋賀県大津市)の塔頭の一つ、 日光院客殿の襖絵として描かれたものです。 本展では、狩野永徳の「虎図」など、この障壁画の一部を展示し、狩野派の絵師たちによる水墨表現の魅力を紹介いたします。
明治25年(1892年)、原 六郎が日光院客殿を建物ごと買い取り、東京・品川の自邸へ移築し、障壁画は掛軸と屏風に改装しました。 昭和初期、この建物は護国寺[東京都文京区]に寄進・再移築され、名も月光殿と改め、今では重要文化財に指定されています。

原六郎コレクションとは、ハラ ミュージアム アークの本館にあたる原美術館[東京都品川区]の館長 原 俊夫の曽祖父である明治時代の実業家 原 六郎が収集したもので、 日本近世絵画を中心に、書、工芸、さらには中国美術など、国宝・重要文化財をふくむ約120点の貴重な作品を有します。

■出品作品
【全期】円山応挙「淀川両岸図巻」江戸時代/「葡萄栗鼠蒔絵提重」江戸〜明治時代、ディヴィッド スミス「3つの構造」1941年 など
【前期】狩野派「蘭亭図」(三井寺旧日光院客殿障壁画)桃山〜江戸時代/狩野永徳「虎図」(三井寺旧日光院客殿障壁画)桃山〜江戸時代/狩野派「雲龍図」(三井寺旧日光院客殿障壁画)桃山〜江戸時代
【後期】狩野派「野馬図」(三井寺旧日光院客殿障壁画)桃山〜江戸時代/狩野派「蘭亭図」(三井寺旧日光院客殿障壁画)桃山〜江戸時代/狩野永徳「虎図」(三井寺旧日光院客殿障壁画)桃山時代


【イベント】

講演会 戸谷成雄 自作を語る
2018年4月21日[土]2:00pm-3:30pm
1970年代より長年にわたり国際舞台の第一線で活躍し、日本の現代彫刻界を牽引してきた戸谷成雄が、大学教授退官という節目を迎えたこの春、自身の創作の歩みと、探求を続ける「彫刻」の可能性について語ります。

●時間 2:00 pm−3:30pm 
●会場 回廊(定員70 名)
●参加費  無料(要予約・入館料別)
●お申し込み先 Tel. 0279-24-6585、 E-mail. arc@haramuseum.or.jp



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